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- 2017.02.25 Saturday
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座るのを一瞬ためらうようなテーブルについて、まずビールを注文。ビエール・ラルー(Biere Larue)という、フランス領時代につくられ始めた東洋一古いといわれるビール。軽い飲み口だが、サン・ミゲールと似たような粉っぽさがある。いずれにしろ、昼間から外で堂々とビールを呑めるのは、旅先ならではだ。
英語はほとんど通じないが、日本人客も多いらしく、日本語のメニューがある。品数はそれほど多くない。値段が書かれていないが、リーズナブルな店という話だったので、心配せずどんどん頼む。
最初に出てきたのは手羽先。ずいぶん大きい。小ぶりな鶏が多いパキスタンの手羽先に比べると2倍はありそうだ。甘辛く胡椒と唐辛子がきいたタレが絡めてあって、炭火で香ばしく焼かれている。
次は豚肉。これは普通の大きさ。塩胡椒であっさりと、日本の焼トンに似ている。
続いて鶏モモ肉。今度は予想を遥かに上回る大きさだ。だって日本でモモの焼鳥といったら、一口大の肉が串に刺さったのが主流だが、これはモモ丸ごと。こんなに大きいとは知らず、1人1本ずつ頼んでしまったじゃないか。まぁ難なく食べれるけど。パキスタンの身の締まった鶏肉に比べると、少々脂っこくて、微妙に臭みが気になるが、それはそれとして、美味しい。
変りダネはフランスパン。ハチミツをたっぷりかけてカリッと焼いてあり、後をひく感触。フランスパンの串焼きがあるなんて、いかにもベトナムだ。
最後は豚あばら肉。香ばしくてスパイシー。1品1品がボリュームがあり、味がやや単調なので、この頃にはすっかりお腹一杯になってしまったが、なんとか完食した。
これだけ食べて、ビールももう1本頼んで、30万ドン程度。いや〜本当に安くて美味い。人気の理由は十分に分かった。