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  • 2017.02.25 Saturday
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Paper Miracles

ペーパーミラクルズ(Paper Miracles)のことを知ったのは、年末の女子会の席だった。紙からアクセサリーを作るプロジェクトを主催している日本人女性がいらっしゃるという話に、「紙からアクセサリー??」と全くイメージが湧かず、一同興味津々。後日、その話をしたSちゃんが、当のブレスレットをプレゼントしてくれたのだ。知らなければ、紙でできているとはすぐにわからない。これはすごい。

ブレスレット

ちょうど一時帰国用にかさばらずパキスタンらしいお土産を探していたので、ペーパーミラクルズの工房を訪ねた。迎えてくださったのは、代表を務める高垣絵里さん。3年前に開発機関の仕事でパキスタンに来て、この国のためにもっと何かしたいと自ら会社を興し、さまざまなプロジェクトに携わっておられる。その傍ら、イスラマバード・ルネッサンス・ロータリークラブ(Rotary Club of Islamabad Renaissance)等の協力を得て、ペーパーミラクルズのプロジェクトも立ち上げた方だ。

Paper Miraclesのショップ

入口のショップから奥に入り、地下に降りたところが工房になっている。ペーパービーズのアクセサリーの製作工程を一通り紹介していただいた。

まず、ペーパービーズの材料になるのは、不要になったカレンダーやポスターだ。ビーズの色は元のカラー印刷をそのまま活かしているので、不要紙は色別に分類してストックされている。

不要なカレンダーを使う

不要紙はまず、裁断機で細長い三角形に裁断される。以前は1枚1枚手で裁断していて非常に時間がかかったが、かつて印刷所で使われていた古い裁断機を譲ってくれる方がいたという。昔の足踏みミシンのように、車輪をくるくる回して動かす手動式だ。停電の多いパキスタンでも問題なく使える。

紙の裁断機

実演もしていただいたが、数100枚の紙が見事に裁断される。それを束にしてまとめておく。

裁断された紙

裁断された紙からビーズを作るのが、パキスタン人女性たちの仕事だ。2005年の大地震の被害で下半身不随となり、家族からも見捨てられてイスラマ郊外のシェルターで暮らす女性たちがいる。彼女たちは、政府から援助を受けて暮らすよりも自ら生計を立てたいと考え、それに賛同した高垣さんが、以前アフリカで知ったペーパービーズの作り方を改良し、彼女たちに伝授したそうだ。これなら車椅子に座ったり寝そべったりした状態でも作ることができる。

裁断した三角形の紙を底辺から、つまようじを芯にしてくるくると巻いていくと1つのビーズになる。一度に巻く紙の枚数を増やすことで、より直径の大きいビーズができる。そうしてシェルターで作られたビーズが工房に送られてくる。

できあがったビーズ

それぞれ微妙に色合いの違うビーズは、色系ごとにきちんと分類される。

色別にストック

ペーパービーズにコーティングをして固めてツヤを出し、多種多様な天然石と組み合わせて、ネックレスやブレスレットを作るデザイン仕事は工房で行われる。

デザインボード

高垣さんや他のスタッフの方がデザインすることもあるが、写真のパキスタン人女性は、大胆な組み合わせで意外なハーモニーを生み出すのが得意だという。ビーズ作成を担当するシェルターの女性たちも、だんだんとできる作業が増えているので、今後はビーズと天然石を組み合わせてアクセサリーを作る作業もしてもらう予定だとか。

デザイン中

こちらは最終仕上げを担当する男性。多くの人々の手が加わって、ひとつひとつのアクセサリーが完成する。

仕上げ作業

ペーパーミラクルズのアクセサリーは、ビーズの色合いや組み合わせる天然石の種類などから、「Maharani」「Afroz」「Strangi」「Khaas」の4つのコレクションに分けられる。

できあがったアクセサリー

色や形、天然石とのコンビネーションにより無限の広がりをもつ作品たち。それぞれに個性や表情があって、どれも本当に素敵。

工房に展示された作品

工房の見学を終え、再び1階のショップへ。実にいろんな種類のアクセサリーやキーホルダー、オーナメントなどがあって、目移りしてしまう。地下の工房にはもっと多くの種類があるし、時間があれば希望に沿うものも作れるので、遠慮なく言ってくださいね、と高垣さん。

ショップの商品

ネックレスはだいたい2,000ルピー未満から3,000ルピー超くらいまで。ちょっとした贈り物にも最適だ。ブレスレットやピアスはシンプルなもので400ルピー。

ピアス

ブレスレット

じっくり時間をかけて、お土産によさそうなものをいくつか選んだ。自分用にもピアスをひとつ。

最後に高垣さんと、スタッフの女性(お名前を伺ったのに失念していまいました)と一緒に写真を撮らせていただいた。

高垣さん、スタッフの女性と

私がのほほんと過ごしている間に、こんな風にパキスタンの人々を支える活動をしている日本人女性がいらっしゃるということに、非常に感銘を受けた。これからも微力ながら、ペーパーミラクルズを紹介することで応援していくことができればと思います。

なお、ペーパーミラクルズのアクセサリーはオンラインショップでも購入できます。


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コメント
すがはらさん、コメントありがとうございます。のれんは良いアイディアですね。

Paper Miraclesのアクセサリーは、実際にご覧になると、本当に素敵にできているのがお分かりいただけると思いますが、、、期間限定出店のご要望があった旨、関係者の方にお伝えします。
  • mim
  • 2014/03/06 9:29 PM
昔同じ手法でのれん等を作ったのを思いだしました。子供の工作ですからアクセサリーまでは出来なかったです。オンラインショップではなく、実際に色やデザインを見て購入したいと思います。デパート等で期間限定出店でもしていただけたらと思いました。
読売新聞で見て検索した次第です。
  • すがはら ようこ
  • 2014/03/05 9:39 AM
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